幅広い支援活動に取り組む |
フィリピン・ネグロス島の子ども達と共に |
3 平和の鐘の寄贈
島の学校を訪問したとき、現地に駐在する日本人スタッフが、校舎の軒先に下がっている金属を指さして「これは太平洋戦争の時に日本軍が使った砲弾の弾頭です。これをチャイム代わりに叩かれると胸が痛みます」言っていました。
これを聞いてオイスカ茨城推進協議会では、何とか交換してあげたいと考え、工夫した上の結論が火の見櫓にある半鐘のようなものを贈ろうということでした。
それを原子爆弾が投下された広島の「平和の鐘」にあやかって「ピースベル」と名付けて届けています。
茨城県つばさの会やライオンズクラブなどの協力をいただき、これまでに180個を超える平和の鐘を贈ることができました。
平和の鐘が届いたある学校の校長先生は、この鐘を叩きながら平和の尊さを生徒達に教えたいと言っていました。

授業の始まりと終わりの合図に使います

島の小学校で使っているチャイム代わりの砲弾
平和の鐘寄贈のお願い
平和の鐘は、桜川市の梵鐘を製作する会社で造ってもらっています。 会社の好意により1個6万円で造っていただいています。鐘には、資金協力をしていただいた方の名前を記載し現地に届けています。ネグロス島には多くの学校があり、平和の鐘の届くのを待っている学校がたくさんあります。
ぜひ平和の鐘の提供者になっていただけないでしょうか。